研修で学んだことが実践されない理由とは?を考察してみた!

研修で学んだことが実践されない理由とは?
「しっかり学んだはずなのに、現場では全く活かされない。」
「せっかく覚えたことも、時間が経つとすっかり忘れ去られてしまう。」
こうした現象が多々起こります。
では、なぜ研修の学びが実務で活かされないのでしょうか?

研修では、仕事の姿勢や考え方、マナーやルールといった仕事の基本的
な事を学びます。
現場では実務を積み重ね、試行錯誤しながら築き上げられた、それぞれの
会社による独自のノウハウがあります。
研修で学ぶ机上論は基本ベースとなります。
エンジニアには、論理的な考え方や、さまざまな基礎データに基づく
物理的な要素、テストによる科学的な知識が基本的に必要です。

机上論と実践。
その両輪があって初めてまっすぐに進む事が出来ます。
どちらか一方だけでは、成り行きで曲がってしまって、真理には
永遠にたどり着けません。

研修も、ルールやマナー、社会人としての姿勢や意識、誠実さや責任感
など、基礎研修は入社すぐにしていく事が可能です。
エンジニアではれば、工学的な知識や素材や設備、道具や備品の性能、
使う工程や使い方は実務の前に研修しても構いません。
ですが、実際の作業についてや、実務的なテーマに対する研修は
現場で実践しながら教えるオンザジョブトレーニングとして教えて
いく事が重要です。
先に研修で教えると実務作業で重要な感覚や体感しながら理解を
深めていく学びがおかしくなってしまいます。

机上論で学んだ知識が先入観となって、思い込みや知識に頼る
思考となってしまいます。
経験則だけでは感覚に頼らざる得なく、感覚の基準が体調不良や
感情に大きく左右されるので、不確実性を伴います。
だから研修はとても重要な事ですが、頭でっかちになってしまうのも
よくありません。
思い込みからの間違った結論を出したり、やる前から結果を推測して
挑戦をしなくなります。
机上論で答えを出すのではなく、実際にやってみてから結果を分析する
のが開発エンジニアという仕事です。
研修などで行う勉強は机上論であり、その理論だけでは現実に起こる事
をどれだけ考えてもすべてを理解する事が出来ません。
机上論をベースとして、現実論で覆ってしまう。
そんな感じでしょうか?
新入社員の時は机上論が先行しますが、慣れて来た時点で現実論である
現場で起こる事を優先していく。
その起こった事をテーマとして机上論で分析していく。
そうすれば研修で学んだ事が有益に活用できます。