手抜きはバレる、丁寧は伝わる!それを実感するモノづくりの現場。
2025.03.10

例えば寸法公差。
図面上の寸法公差はクリア出来ていても、このくらいなら大丈夫だろう
と少しルーズな仕上を行うと、組み立ての時に組めなかったり、歪みや
仕上がりで不良が出たりします。

切削加工では、どうしてもバリやカエリが発生します。
それをしっかり取らずに納品すると、顧客が手に取ったときに雑な
仕上がりだなとすぐに気づきます。
最終的に、手直しやクレーム対応が必要となり、逆に何倍もの手間が
かかることになります。

タップ加工では、新たなバリやカエリ、切り子のネジ部付着などが
起こります。

それらが原因で部品精度が落ち、シビアな要求であればクリア出来ずに、
お客様の信頼を失う原因となります。

ARICEでは、平面度の要求が厳しかったり、使用目的によっては平面研磨で
仕上げたり、タップ部は1級のネジゲージを通して通常よりも一段、加工
精度をアップして納品するようにしています。

梱包出荷作業も、部品をただ箱に詰めるのではなく、傷がつかない
ように個別梱包したり、緩衝材を使ったりして、丁寧に行っています。
手を抜いた部分は必ず後で問題になります。
逆に丁寧に作ったものは相手に自然と伝わります。
これがモノづくりの本質です。
が、クレームになるから手を抜かないとかいう考え方ではなく、
ご発注いただいたお客様に期待値を超えるハイクオリティを
可能な限り実現して喜んでいただく。
それがARICEのものづくりに対する姿勢となります。
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