まず、“どうしたらできるか”を考える
研究開発や先行開発の現場では、前例のない試作案件に向き合う場面が数多くあります。
新しい機構。
新しい形状。
新しい材料。
新しい加工方法。
特に開発試作モデルの製作では、「まだ世の中に存在していないもの」を形にしていくため、通常の量産試作とは異なる難しさがあります。
実際のものづくりでは、未知の要素が増えるほど、不安やリスクも大きくなります。
そのため、人はどうしても、
「失敗しない方法」
「前例のあるやり方」
「安全に進められる方法」
を選びたくなるものです。
もちろん、安定性や再現性は非常に重要です。
量産や生産現場では、確実に成立することが求められます。
ただ、研究開発のものづくりでは、まだ答えが存在していないことも少なくありません。
だからこそ、
「できない理由」より先に、
「どうしたら実現できるのか」
を考える姿勢が重要になるのだと思います。
(株)アリスでも、樹脂切削加工や試作モデル製作、治具製作などを進める中で、新しい加工方法や道具、工程改善に対して積極的にトライできる環境づくりを意識しています。
実際に、
新しい加工方法を試す。
治具を工夫する。
工程を組み替える。
加工条件を変えてみる。
といった小さな挑戦の積み重ねが、新しい技術や対応力につながっていきます。
もちろん、すべてがうまくいくわけではありません。
失敗することもあります。
ただ、研究開発の現場では、その失敗も重要なデータになります。
「なぜうまくいかなかったのか」
「どこに課題があるのか」
を分析し、次へ活かしていくことが、新しいものづくりにつながっていくのだと思います。
(株)アリスでは、未知の試作品製作に対しても、最初から「無理」と決めつけるのではなく、まずは「どうしたらできるのか」を考える習慣を大切にしています。
研究開発から生産現場まで支える開発試作会社として、失敗を恐れず挑戦できる風土をこれからも育てていきたいと考えています。