「学ぶ」と「パクる」の境界線_技術を未来へつなぐために
「学ぶ」という言葉の語源は「真似ぶ」だと言われています。
つまり学ぶとは、誰かのやり方を真似ることから始まる行為です。
では、「真似ること」と「パクること」は何が違うのでしょうか。
(株)アリスでは、この違いをとても重要なものとして捉えています。
学ぶとは、師匠や先輩、あるいは他者の技術を尊重し、その背景に
ある考え方や意図を理解しようとする姿勢です。
表面的な形だけをなぞるのではなく、
「なぜそうしているのか」「なぜこの方法なのか」を考えながら真似をする。
その過程でノウハウやコツが身体に染み込み、やがて自分なりの工夫が
加わっていきます。
技術は「盗むもの」と言われることがありますが、それは単なるコピーでは
ありません。
トレースのように一度なぞったとしても、続けていくうちに必ず個性が現れます。
そこに気づきや発見が生まれ、やがてオリジナルな技術へと発展していきます。
その積み重ねが、技術の進化を生み、未来を切り拓いていきます。
一方で「パクる」という行為には、人から学ぼうとする精神が欠けているように
感じます。
意味や意図を考えず、上っ面だけをコピーすること。
そこには思考も検証もなく、気づきも成長も生まれません。
一見似ているようでも、「学ぶ」と「パクる」はまったく別の行為です。
(株)アリスが大切にしているのは、学んだ技術をそのままで終わらせないことです。
素材、形状、加工条件、用途に応じて考え抜き、創意工夫を重ね、オリジナルの技術へと
昇華させる。
それがプロのエンジニアリングだと考えています。
これからも(株)アリスは、さまざまな技術から学び続け、その学びを独自の技術として
磨き上げ、研究開発現場から生産現場までに携わるエンジニアの皆様に本当に役立つ会社で
あり続けます。