やる気は「待つもの」ではなく、動くと生まれるもの
仕事をしていると、どうしてもモチベーションが上がらない日があります。
どんな人でも経験することです。
頭では「やらなければ」と分かっていても、なかなか手が動かない。
そんな時に(株)アリスが大切にしている考え方があります。
それは、とりあえず動き始めてみることです。
ものづくりの現場でもよくあることですが、作業に取り掛かる前は少し重たく感じる仕事でも、いざ加工を始めたり図面を見始めたりすると、徐々に集中力が高まってくることがあります。
気がつけば作業に没頭していた、という経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
これは人間の脳が持っている仕組みの一つで、心理学では「作業興奮」と呼ばれています。
一度作業を始めると、脳が活動状態に入り、自然と集中力ややる気が高まってくるという働きです。
つまり、順番は逆なのかもしれません。
「モチベーションが上がったら行動する」のではなく、
「行動するからモチベーションが上がる」。
この順序で考えると、仕事への向き合い方も少しシンプルになります。
最初から完璧な集中状態をつくろうとしなくてもよい。
まずは図面を一枚開く。
機械の前に立つ。
資料を一つ読み始める。
ほんの小さな動きでも、そこから仕事の流れが生まれていきます。
モチベーションは「上げよう」として上がるものというより、
動き始めた結果として自然に「上がってくる」ものなのかもしれません。
研究開発の試作現場でも、生産の現場でも、ものづくりは小さな一歩の積み重ねです。
仮説を立てて試し、結果を見てまた工夫する。その繰り返しの中で、技術も人も成長していきます。
だからこそ(株)アリスでは、難しく考えすぎるよりも、まず手を動かす姿勢を大切にしています。
小さな一歩から始まる行動が、次のアイデアや工夫を生み出していく。
そんな積み重ねが、現場のものづくりを前へ進めていくと考えています。