ポリカーボネート(PC)・アクリル(PMMA)それぞれの特性を活かした対応。
— 素材を選ぶという「判断」までが、私たちの仕事 —
透明樹脂の加工依頼をいただく際、
「とりあえず透明な材料で作りたい」
というご相談から始まることは少なくありません。
ですが(株)アリスでは、
“何で作るか”は、“どう評価し、どう使われるか”と切り離せない
と考えています。
代表的な透明樹脂である
ポリカーボネート(PC)とアクリル(PMMA)は、
一見似ているようで、性格はまったく異なります。
ポリカーボネート(PC)は、
高い耐衝撃性と靭性を持ち、
実際の使用環境を想定した評価に向いた材料です。
センサー部品、車載関連、産業用途など、
「割れないこと」「壊れにくいこと」が前提となる場面で
真価を発揮します。
試作段階から量産を見据えた検討にも多く使われ、
強度評価や組付け確認を含めた“実務寄り”の検証に適しています。
一方、アクリル(PMMA)は、
透明性の高さと美しい外観が特長です。
光の通り方、配光イメージ、意匠確認など、
「どう見えるか」「どう伝わるか」を重視する用途に向いています。
評価というよりも、
完成形を具体的にイメージするための試作として
選ばれることが多い材料です。
(株)アリスが大切にしているのは、
材料そのものを売ることではありません。
その部品が、誰のどんな判断に使われるのか
そこまで考えたうえで、
ポリカーボネート(PC)が良いのか、アクリル(PMMA)が良いのか、
あるいは別の選択肢があるのかを一緒に考えます。
用途や評価目的がまだ曖昧な段階でも構いません。
研究開発現場から生産現場まで、
実際の「使われ方」を知っているからこそ、
素材選定から加工方法まで含めたご提案ができます。
作る前の迷いも、判断も、試行錯誤も含めて、
ものづくり。
それが、(株)アリスの考える
誠実な研究開発現場から生産現場までのものづくりです。