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ポリカーボネート(PC)機械加工部品の透明化処理技術

2023.09.07

― 切削から仕上げまでを一体で考える開発ものづくり ―

(株)アリスでは、アルミ、SUS、各種鋼材といった金属素材から、
MCナイロン、POM、ポリカーボネート、アクリル、ABS、PBT、PPS、
TPX、PSU、ジュラトロンなど、多種多様なプラスチック樹脂素材を用い、
試作品・治具・各種部品の製作を行っています。

なかでも、ポリカーボネート(PC)を用いた透明部品の機械加工と透明化
処理は、(株)アリスの特徴的な技術分野のひとつです。

ポリカーボネート(PC)は、本来高い透明性を持つ素材ですが、透明板や
丸棒をCNCマシニングセンタや旋盤で切削加工すると、刃物跡や微細な擦り傷に
より表面が白くかすれ、透明度が大きく低下します。

この白化現象があるため、「切削加工では透明部品は作れない」と考えられる
ことも少なくありません。

さらに難しいのが、その後工程です。

磨きや研磨を行うと、一時的にきれいになったように見えても、摩擦熱によって
表面が溶け、クラックが入ったり、ぼやけた透明になったりするケースが発生します。

ポリカーボネート(PC)特有の性質を理解せずに処理を行うと、かえって品質を
損なう結果になってしまいます。

(株)アリスでは、ポリカーボネートの透明部品を製作する際、後工程である透明化
処理を前提とした切削加工を行います。

刃物選定、加工条件、ツールパスを細かくコントロールし、切削段階から仕上工程の
負担を最小限に抑える、丁寧で繊細な加工を徹底しています。

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