ポリカーボネート(PC)は「加工のクセが正直に出る」プラスチック
2024.02.11
ポリカーボネート(PC)は、強度が高く、割れにくいプラスチックとして
知られています。
透明性も高く、カバー・窓・可視化部品などによく使われます。
ただし、ポリカーボネート(PC)は加工の仕方がそのまま仕上がりに
表れる素材です。
切削加工をすると、表面が白っぽくなったり、内部に応力が残ったりします。
「削っただけで透明になる材料」ではありません。
磨けばある程度は良くなりますが、それでも本来の透明感には届かない。
ここで止めてしまうと、「ポリカーボネート(PC)は透明にならない」と
誤解されがちです。
(株)アリスでは、切削 → 磨き → 研磨 → 透明化処理という工程を踏むことで、
ポリカーボネート(PC)本来の透明性を引き出します。
この工程が重要なのは、透明にするためだけではありません。
加工で生じた応力をコントロールしないと、後工程でクラックが入ったり、
使用中に割れが発生することがあります。
ポリカーボネート(PC)は「強い材料」ですが、雑に扱うと、その強さは
発揮されません。
逆に、理屈を理解して加工すれば、非常に信頼性の高い部品になります。
可視化モデル、流体確認用部品、センサーやカメラ関連のカバーなど、
「中が見えること」に意味がある部品こそ、ポリカの加工ノウハウが活きます。
ポリカーボネート(PC)加工は、ただ削る仕事ではありません。
材料の性格を理解して仕上げる仕事です。
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