透明の原理原則=ポリカーボネート(PC)可視光線透過率
2019.08.15
東大阪切削試作アリスではアルミ、銅、鉄、ステンレス、真鍮などの
金属素材やPPS、PBT、ポリカなどの樹脂素材を切削加工して
試作品、治具、部品を製作しています。
透明試作のアリスでは、透明の原理原則を追求しています。
その透明とは、その先に見えるものが透けて見えること。
透明であるということは、濁っていない曇りなき状態のこと。
光の可視光線が透過する率=可視光線透過率が高ければ
高いほど、透明度が高いということです。
アリスの得意とするポリカーボネート(PC)の理想的な可視
光透過率が、90%となります。
現実は、板材の全光透過率が厚みによって違います。
t10mm=80%、t5mm=86%、t2mm=88%
またメーカーやグレードによって可視光透過率が違います。
開発試作アリスで切削加工で製作したポリカーボネート(PC)の
レンズ。
納品した切削加工品は、可視透過率=89~90%で理想的な
数字であったと複数のメーカーさまからお褒めいただきました。
アリスでも計測しましたが、可視光線透過率は同じような結果でした。
バラつきはありますが、切削加工しても、素材ぐらいの可視光線
透過率に大体なっています。
新着記事
人気記事
カテゴリー
アーカイブ
タグ
執筆者一覧