東大阪の試作製作なら【株式会社アリス】試作、試作品製作、試作品加工、切削加工、試作金型成形、精密部品加工

これからも挑戦するために。

2025.10.11

これは、(株)アリスの開発現場・生産現場・研究開発のものづくりを通して
感じたことをもとに書いています。

すべての挑戦に置き換えられる話だと思います。

いつも未知の世界も多い開発絡みのものづくりは、狙った成果がうまくいくこと
だけではありません。

思うように進まない現実や、迷い、立ち止まる時間とも何度も向き合ってきました。

今の(株)アリスを見て、技術力が高く、順調に見える会社だと思うかもしれません。

ですが、まだ未知数の多い開発試作では、遠回りをすることも多く、効率が悪い部分も
多々あります。

うまくいかなかった経験の一つひとつに、失敗や悔しさ、出来るまで挑戦し続けた時間など、
見えないところで積み重ねた作業があります。

その経験が、開発現場や研究開発現場での仕事で対応できるスキルや思考力を鍛えてくれて
いるんだと、常に強く実感しています。

「ものづくりが好きだ」「開発に向き合う現場が好きだ」という本気の気持ちが育つのは
課題を解決していく過程でのことだと思います。

だからこそ、費やした時間も、手間も、遠回りも、決して無駄ではありません。

もちろん、効率やコストを優先すべきだったと反省する場面もあります。

だけど、開発現場や研究開発現場でのものづくりは無駄に思えることにこそ、
未来を築いていくヒントが隠されていることを、私たち(株)アリスは知っています。

納品後に検収していただくことがゴールのように見えるかもしれません。

ですが、未知の世界に挑戦したからこそ、挑戦しない人は気づかかない試行錯誤と
葛藤を乗り越えた成功体験があります。

「また未知の世界に挑戦したい」
「次は、もっと良い形にしたい」

そう思わせてくれるのは、自分たちの手で掴んだ、あの瞬間の手応えの価値を
知っているからです。

光が強いほど、影もまた濃くなる。

だからこそ私たち(株)アリスは、成功だけでなく、失敗や迷いも含めて、
経験のすべてが大切だと考えています。

そして、これから新たな挑戦をしようとしている人たちに伝えたい。

華やかにキラキラしていなくていいと。

好きという気持ちがあるから続けられるし、その想いがあるから、日々起こる
うまくいかないという壁を越えられる。

だからこそ、これから何かに挑戦する人には、その好きを、どうか大切に
してほしいと思います。

自分のペースで、自分だからこそのものづくりを確立しながら、誠実に些細な
日々の改善を積み重ねていく。

私たち(株)アリスも日々の作業を積み重ねてレベルアップしていきます。

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