開発ものづくりの現場には、常に答えのない問いが存在します。

（株）アリスは、その一つひとつをシャーロック・ホームズのように
観察し、「謎」に気づき、解き明かす力を磨き続けてきました。

日々の加工や試作の中で感じる、ほんの些細な違和感や課題を決して放置せず、
なぜ起きたのか、どうすれば再現できるのかを徹底的に考え抜きます。

（株）アリスにとってカイゼン活動とは、まさに「謎解き」の連続です。

開発ものづくりには、前例や正解が存在しないケースが数多くあります。

これまで数え切れないほどのプロトタイプを手がけてきましたが、経験を
重ねるほどに新たな疑問が生まれ、「謎」はより深く、複雑になっていきます。

「なぜこうなるのか」「この結果は本当に最適解なのか」「別の方法はないのか」。

一見すると成り行きのように見える現象も、感覚で終わらせることなく理論化し、
工程として整理し、数値で再現できる技術へと落とし込んでいきます。

こうして積み上げた思考と検証のプロセスが、次の課題、次の「謎」を生み、
技術をさらに進化させていく。

より良い未来を形にする開発現場でのものづくりは、だからこそ奥深く、
やりがいに満ちているのです。