透明アクリル(PMMA)棚の製作「見せる収納」を、ものづくりの精度で形にする
透明な棚は、置いてあるものの存在を邪魔せず可視化してくれ、
どこに何が置いてあるのかをしっかり見せてくれます。
(株)アリスでは、アクリルやポリカーボネートを使った透明棚の製作を
行っており、社内でも可視化のために多数の棚を活用しています。
道具やサンプル、資料を収納しながらも、「どこに何があるか一目でわかる」。
その使い勝手の良さは、日々の作業効率にも直結しています。
重要な仕事に集中するためには、余計な事を考えたり、しないようにする
必要があると、(株)アリスでは、考えています。
透明アクリル(PMMA)棚の製作は、まず材料の切断から始まります。
(株)アリスでは、パネルソーによる精度の高い切断を行い、カット面を
可能な限り美しく加工するために丁寧な切断をしています。
切断精度が低いと、後工程の仕上がりに必ず影響が出ます。
カット作業を丁寧に行うことが品質に直結します。
切断後は、端面を磨き上げます。
透明棚の美しさを決めるのは、正面から見たときの板そのものだけでは
ありません。
エッジ部分が曇っていたり、ムラがあると、全体の印象は一気に損なわれて
しまいます。
(株)アリスでは、端面をしっかりと研磨し、透明度の高い状態に仕上げた
上で接着を行います。
透明接着によって、接合部が目立たず、一体感のある棚構造を実現します。
用途に応じて、棚板の高さを変えられるように穴加工を施すことも可能です。
収納する物のサイズが変わっても柔軟に対応できるため、長く使い続けられる
構造に出来ます。
透明アクリル棚は、特別な製品ではありません。
しかし、切断・研磨・接着の一つひとつに手を抜かないことで、日常の中で
「使っていて気持ちのいい棚」になります。
(株)アリスは、目立たない製品にも、ものづくりの精度と考え方を込めて
形にしています。