改善活動をずっと継続しているのは、その理由があるから。
ARICEでは、些細で見逃しがちな問題の改善をずっと続けています。
その理由のひとつは、よりより方法を求めて小さな改善を積み重ねて
いく事が、改善活動のコツだからです。
些細な事を少しずつ良くしていくことが大切なんだと考えています。
例えば置き場所を見やすくするために透明板で棚を自作しています。
それが、道具を探すストレスを無くし、無駄な時間を省いてくれます。
余計な事を考え無くして、仕事に集中するような環境にする事が
作業をスムーズにしてくれて心にも余裕が生まれます。
開発現場では、短納期の突発仕事や設計変更、現物の追加工や数量変更
など、想定外が出来事がしょっちゅう起こります。
もちろん生産現場や製造工場でも、設備の改善や現物からのリバース
エンジニアリング、ホッパーや架台の設計製作や、補助部品の強度
アップなど、緊急を要するお仕事が多々、突発で発生します。
そんな急ぎ仕事を冷静かつ確実にこなしていくためには、普段から
準備を怠らない事が重要になります。
日々、突発がなくても、よりより製造方法や更にズムーズな段取
変更、もっと良い道具の保管場所に変更するなど、創意工夫や思考力
を鍛える改善を続けています。
改善活動が習慣化すると、当たり前に試行錯誤してよりベターを見つけ
る事が出来るようになりますし、今に満足出来なくなります。
改善した時には、「これしかない!!」って思うんですが、数ヵ月間も
すれば、もっと良い方法が思いついてしまうようになります。
何も疑念を持たずに何年も変わらない。
そんな素晴らしい究極のレベルを達成しているのであれば凄い事です。
ですが、アリスはまだまだ未完成です。
動かないと何も変わりません。
ですが時代が動いているのであれば、私たちも何かは変わっていく
はずです。
「今」にもっともマッチしたカタチを模索しながら進化発展させて
いくこと。
今まで、しがらみや人目もあり動きづらかった時代でしたが、今では
独自性が認められ改善しやすい環境に変化しました。
良いアイデアが浮かぶように頭をクリアにして、やるべきことを
ハッキリさせて、更に前進していきたいと思います。