プロフェッショナルとエンジニアと職人の定義と関係性
プロフェッショナルとエンジニアと職人の関係性を考えてみました。
開発ものづくり(株)アリスは、開発からのものづくりをメイン事業
として行って来ましたので、プラスチック樹脂やアルミやSUSなどの
金属、ゴムや新素材など、さまざまな素材をそれぞれに合った加工
方法を選択して製作して来ました。
■訴求力がある意匠なのかを検討するために製作するデザインモデルや、
ボリュームモック、デザインだけでなく機能性も確かめるデザイン
ワーキングモデルなどを塗装やシルク印刷など表面処理も行って
製作する仕事。
■ワーキングモデルとか機能試作サンプルといった勘合具合や動作確認、
摺動性や繰り返し精度などを検証するための試作部品を製作する仕事。
■新開発製品の試作部品を製作した時に調べるための治具や新製造ライン
で使う組立や検査などに使う治具などを製作する仕事。
※実際にお使いになられる現場のご担当者様のご意向を確認しながら
設計製作しています。
■お客様の新規開拓営業でのご相談対応やご提案、素材の提供やデータの
ご準備などのお仕事。
■小ロット多品種の部品や組立ASSY部品の製作や組立検査などのお仕事。
さまざまな開発からのものづくり現場で開発エンジニアとして役立って
来ました。
私たちアリスはものづくりのプロフェッショナルです。
それに工学的知識を有する開発エンジニアでもあります。
熟練する事で独自のノウハウを身に付けた職人でもあります。
そこで、プロフェッショナルとエンジニアと職人の関連性を考案して
みました。
上図にあるように、まずはお客さまが頼る事が出来るものづくりの
プロフェッショナルである事が基本です。
メーカーエンジニア様は新製品を開発する事がお仕事です。
試作サンプルや治具、量産部品を製作する事はお任せいただき、開発に
安心して熱中いただける存在であることが開発からのものづくりのプロ
フェッショナルとしての役目であり使命。
その存在意義があってこそ、製造業の会社として成り立ちます。
プロフェッショナルの中に日々工学的知識を学び、素材や加工方法、
仕上から検査などの作業レベルを論理的にデータ化して改善していく
のが開発エンジニアです。
肌感覚ではなく、理論や実績データに基づいた思考力やアイデアを活かして
未知の領域が多い、開発現場で課題を解決していく実務能力がある。
実績やノウハウ、ヒラメキが求められるのが開発エンジニアです。
その開発現場でものづくりの各作業を熟練して、理論に肌感覚や実績を
プラスして高品質に製作出来る技術までに高めた人たちが職人です。
ひとつひとつの仕事でお客様のご要望を超える品質にこだわり、高い技術を
追及し続けて来た人たちです。
工学的知識やデータ分析力、考え抜いた技の蓄積がない経験が長いだけの
人は職人とは言えません。
私たちARICEは開発からのものづくりのプロフェッショナルです。
それに開発エンジニアとしての知識や知恵、職人としてのノウハウを
有しています。
他社では実現できないという強みも多々あり、匿名で必ずご発注いただける
お仕事は職人の中でも極めた匠の技レベルなんだと考えています。
ARICEは、これからも開発現場で役立つよう、クリエイティブ+エンジニアリング
会社として、これからも初心を貫き、レベルアップしていきます。