「評価できる透明度」が開発を前に進める!!PC透明レンズ試作で得られた本当の成果
新規のセンサー開発会社様より、
ポリカーボネート(PC)透明レンズの試作をご依頼いただきました。
透明度についてのご要望は、今お願いしている大手の加工業者様の試作
サンプルでは、センサーや導波路としての性能をまったく評価出来ない。
なんとか最低限の性能評価が出来るPCレンズ試作モデルを製作出来ないか?
という、開発初期では困るだろう現実的なご相談でした。
(株)アリスでは、こういったご相談が多い。
どこまでの機能テストを求められてるのか?
その段階では分からなかったので、保証は出来ないが、とりあえず
試作サンプルの製作をさせて欲しいとお願いしました。
結果は、次のレンズ以外の部品も設計製作して、まずは徹底的に性能
評価をしたいとの事で次の段階に進みました。
よほど困っていらっしゃったみたいで、とてもお喜びでした。
また切削加工でこの品質は見たことがない。
元大手メーカーのセンサー開発部署にいた方たちでしたので、
高い評価をいただき、とても嬉しかった。
それからレンズや導波路だけでなく、センサーとしてのASSY
部品も絵から各部品設計して試作サンプルの製作、開発段階の
ものづくりをすべてさせていただきました。
建設機械のオイル交換時期感知センサーとして、量産試作も
(株)アリスにお任せいただき、試作金型での射出成形で
実機に搭載しての機能テストに使う数千セットのセンサー
ASSYユニットを製作させていただき、納品しました。
海外での量産だったので、(株)アリスの金型構造の設計
データや射出成形の条件、材料も現地で入手できるものを
選択して、スムーズに海外生産プロセスも完了。
「とても助かりました、対応に満足しています。」という、
製造業にとって何より価値のあるお言葉をいただきました。
これは、見た目の美しさではなく、開発判断に使える品質を
提供できた証だと考えています。
レンズや導波路用途ではPC透明材が多く使われますが、機械加工品は
射出成形品と比べて透明度が不足し、機能テストがまともに出来ない
ケースも少なくないようです。
(株)アリスは、その「評価できない状態」を作らないことを重視しています。
透明レンズ試作でお困りの際は、開発の一歩先を見据えた試作対応が
できる(株)アリスに、ぜひお声かけ下さい。