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得意なポリカーボネート(PC)の部品加工について

2023.06.01

(株)アリスが特化していると高評価いただいているのがポリカーボネート(PC)で
製作する部品の透明度や寸法精度、機械加工で製作してから射出成形で部品を製作
する一貫した対応力です。

ポリカーボネート(polycarbonate)は加熱すると軟化して型に流し込め、
冷却すれば固化する特性を有するプラスチック樹脂の総称になる熱硬化性樹脂
の一種で、高い透明性や耐衝撃性が強みとなるエンジニアリングプラスチックです。

プラスチック材料の記号では、PCと表記されます。
ABSやポリプロピレン(PP)、ポリアセタール(POM)やMCナイロンなどと
同じく多くの工業製品に使用されているプラスチック樹脂材料です。

透明性と耐衝撃性に優れているのが、ポリカーボネート(PC)の特徴です。

ポリカーボネート(PC)は透明プラスチックの中では抜群の耐衝撃強度を
持っています。

そのポリカーボネート(PC)の衝撃強度は、アクリルの約40倍、硬質塩化
ビニルの約20倍という事です。
※この情報データは仕入ているメーカー様調べです。

透明プラスチック樹脂では最高クラスの耐衝撃強度を有しています。

またポリカーボネート(PC)は、耐熱性や耐寒性に優れていて、
-40℃~+120℃という広い温度範囲で使用できます。

ポリカーボネート(PC)の耐候性は高く、屋外では駐車スペースの屋根や
透明窓、透明な扉や透明カバーなどに使用されています。

自己消火性があり、吸水性が低い事も屋外で使用されるポイント。
ポリカーボネート(PC)のも弱点があり、耐薬品性が低く、クラックが入ったり、
せっかくの透明が白濁したりします。

擦り傷も入りやすい。

(株)アリスでの加工や成形実績としては、カメラのレンズや、車や農業機械、
バイクなどのウインカーやセンサー、ヘッドランプなどや、その他の黒色や白色
なども含めて、家電、工作機械、産業機器、複写機、化粧品ケース、省力化機器、
大学や研究所の実験装置、その他実績はまだまだたくさんあります。

切削加工ではポリカーボネート(PC)の丸棒やブロックからCNCマシニング
センタでご希望の形を削り出します。
もちろんカットはパネルソーで安価に素早く行います。

まだ開発試作の段階で形状が決まっていないので複数の形状案を1個ずつ切削
加工して単品部品を製作する事も得意です。

また外観モデルや強度試験用の試作サンプル、流動解析などに使い可視化モデル、
展示するための透明モデルなども製作しています。
様々なレンズカットを正確に施す事も得意です。

試作サンプルだからといって寸法公差が劣る事もなく、もちろん量産部品の
射出成形で作る場合と同レベルで製作できます。

勘合確認やツメなどの靭性や強度、嵌め合い公差の具合なども試作段階で
検証でき、金型製作データに反映できます。

ポリカーボネート(PC)の開発試作や部品製作は塗装などの表面処理や
透明化処理も含めて(株)アリスにぜひお声かけ下さい。

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