得意なポリカーボネート(PC)の部品加工について
(株)アリスが特化していると高評価いただいているのが
ポリカーボネート(PC)で製作する部品や試作品、治具や可視化部品
の透明度や寸法精度、機械加工で製作してから射出成形で部品を製作
する一貫した対応力です。

ポリカーボネート(polycarbonate)は加熱すると軟化して型に流し込め、
冷却すれば固化する特性を有するプラスチック樹脂の総称になる熱硬化性樹脂
の一種で、高い透明性や耐衝撃性が強みとなるエンジニアリングプラスチックです。

プラスチック材料の記号では、PCと表記されます。

ABSやポリプロピレン(PP)、ポリアセタール(POM)やMCナイロン
などと同じく多くの工業製品に使用されているプラスチック樹脂
材料です。

透明性と耐衝撃性に優れているのが、ポリカーボネート(PC)の特徴です。

ポリカーボネート(PC)は透明プラスチックの中では抜群の耐衝撃強度を
持っています。

そのポリカーボネート(PC)の衝撃強度は、アクリルの約40倍、硬質塩化
ビニルの約20倍という事です。
※この情報データは仕入ているメーカー様調べです。

透明プラスチック樹脂では最高クラスの耐衝撃強度を有しています。

またポリカーボネート(PC)は、耐熱性や耐寒性に優れていて、
-40℃~+120℃という広い温度範囲で使用できます。

ポリカーボネート(PC)の耐候性は高く、屋外では駐車スペースの屋根や
透明窓、透明な扉や透明カバーなどに使用されています。

自己消火性があり、吸水性が低い事も屋外で使用されるポイント。
ポリカーボネート(PC)のも弱点があり、耐薬品性が低く、クラックが
入ったり、せっかくの透明が白濁したりします。

擦り傷も入りやすい。

まだ開発試作の段階で形状が決まっていないので複数の形状案を
個ずつ切削加工して単品部品を製作する事も得意です。
ポリカーボネート(PC)の開発試作や部品製作は
透明化処理も含めて(株)アリスにぜひお声かけ下さい。