一緒に仕事をする人との関係を大切にする
会社の仕事は、社内の人だけで成り立っているわけではありません。
お客様、仕入先、協力会社、運送会社など、さまざまな人との関わりがあります。
製品が完成するまでには、多くの人がそれぞれの役割を果たしています。
(株)アリスでも、自社加工だけでなく、国内の協力会社と連携しながら仕事を進めています。
樹脂加工、金属加工、ゴム加工など、必要な技術や設備は案件によって異なります。
自社にない技術が必要になれば、その技術を持つ会社を探すこともあります。
そうした仕事の中で、大切にしたいのが、人との関係です。
例えば、協力会社に加工をお願いするとき。
図面を送って、価格と納期だけ確認すれば、仕事としては成立するかもしれません。
しかし、製作する部品の用途や、特に注意してほしい点を伝えることで、相手も加工方法を検討しやすくなる場合があります。
反対に、協力会社から「この形状なら、別の方法がよいのではないか」と意見をもらうこともあるでしょう。
その意見が、品質やコスト、納期の改善につながることもあります。
お互いの考えを伝え合うことで、単なる発注と受注だけでは得られない知識や経験が生まれます。
また、仕事に関係する会話だけでなく、日頃の何気ないやり取りから相手の人柄や考え方を知ることもあります。
相手がどのような仕事を得意としているのか。
どんなことを大切にしているのか。
困ったとき、どのような相談ができるのか。
そうした理解が深まることで、仕事上の相談もしやすくなることがあります。
もちろん、親しくなれば仕事がうまくいくという単純な話ではありません。
約束を守ること。
必要な情報を正確に伝えること。
問題があれば、隠さず報告すること。
相手の事情や立場を考えること。
こうした基本的な姿勢があってこそ、仕事上の信頼関係は積み重なっていくのだと思います。
会社の規模や取引金額、相手の役職によって、人への向き合い方を変える必要はないと考えています。
小さな仕事でも、大きな仕事でも、関わる人にはそれぞれの役割があります。
そして、一つの仕事が終わった後も、その経験や人とのつながりが次の仕事に活きることがあります。
効率を考えることは大切です。
しかし、目の前の数字や作業時間だけでは測れないものもあります。
(株)アリスは、一つひとつの仕事と、そこに関わる人とのご縁を大切にしながら、ものづくりを続けていきたいと考えています。