考える手。つくる頭。
2016.01.15
ものづくりでは、手を使います。
材料を持つ。
工具を使う。
機械を操作する。
測定する。
仕上げる。
でも、手だけを動かしていればよい仕事ではありません。
加工しながら考えています。
音がいつもと違わないか。
材料の状態はどうか。
寸法は安定しているか。
このまま進めても大丈夫か。
少し条件を変えた方がよいのか。
逆に、頭で考えるだけでも部品は完成しません。
実際に手を動かしてみることで、初めて分かることがあります。
図面では簡単に見えた形状が、加工すると難しい。
計算上は問題なくても、材料が思ったより動く。
工具の入り方を変えるだけで、仕上がりが変わる。
そうした経験は、机の上だけでは身につきません。
考えることと、手を動かすこと。
どちらか一方ではなく、両方を行き来することがものづくりでは大切です。
手を動かした経験が、次に考える材料になります。
考えたことを、また手を動かして確かめます。
その繰り返しです。
(株)アリスでも、加工する人が加工だけを見ているわけではありません。
図面、材料、工程、次の作業まで考えながら仕事を進めます。
考える手と、つくる頭。
ものづくりの現場では、その二つを分けることはできないと思っています。
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