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歴史は、消えたものより残った違和感から見える

2014.06.18

本当に完全に消されたものは、今の私たちには分かりません。

だから歴史を考える時、見えるのは「残ったもの」です。

変な地名。

場違いな祠。

神社の裏の墓。

誰も意味を知らない祭り。

不自然な参道。

奇妙な像。

今も続く供物。

そういう違和感です。

私は、整然と説明できるものより、こういうものの方が気になります。

説明できないということは、現在の説明からはみ出しているということだからです。

もしかすると、そこに古い記憶が残っている。

もちろん全部が歴史的大発見になるわけではありません。

ただ、違和感を無視しない。

「なぜだろう」と残しておく。

その問いが別の資料とつながった時、突然意味が見えてくることがあります。

歴史は、大きな答えより、小さな違和感から動き始めることがあります。

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