日本の「世間」は、もともと助け合う共同体だった
2013.10.08
日本には「世間」という言葉があります。
世間体。
世間の目。
今では少し窮屈な意味で使われることもあります。
でも、世間というものも最初から人を縛るためだけにあったのではない。
もともとは、
自分の周りで一緒に暮らす人たち
だったのだと思います。
困った時に助けてくれる。
仕事を紹介してくれる。
子どもを見てくれる。
祭りを一緒にする。
病気になれば気にしてくれる。
葬式になれば手伝ってくれる。
それが世間だった。
だから世間から外れることは、単に評判が悪くなるだけではない。
生活そのものが難しくなる。
そのため、世間には助ける力と同時に、縛る力も生まれた。
ここにも、良い面と悪い面の両方があります。
でも最初にあったのは、
監視ではなく、つながり。
私はそう思っています。
世間は、人を見張るためにできたのではない。
一緒に生きるためにできた。
それが時代とともに、少しずつ窮屈なものへ変わっていったのではないでしょうか。
新着記事
人気記事
カテゴリー
アーカイブ