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徐福さま|不老不死より、技術を残した人だった

2013.04.23

私は徐福さまを知るほど、

「不老不死の薬を探した人」

だけでは見たくなくなります。

『史記』には、徐福が3,000人を連れ、五穀の種や多くの技術者を伴って東へ
向かったと書かれています。

日本各地の伝承になると、さらに面白くなります。

和歌山では農耕、漁法、捕鯨、紙すきなどの技術を伝えたとされています。

佐賀の伝承でも、徐福は技術者を連れて来たと語られています。

私は、ここから徐福さまを「エンジニア集団を率いた人」として見ると、
とても面白いと思っています。

もちろん、現代の「エンジニア」という言葉をそのまま当時に当てはめることはできません。

でも、

農業の知識を持つ人。

ものをつくる人。

暮らしに必要な技術を持つ人。

そんな人たちが一緒に移動して、新しい土地で仕事を始めたのだとしたら。

それはものすごく実践的です。

知識だけ持っていても、暮らせません。

技術が必要です。

食べるものが必要です。

道具が必要です。

住む場所が必要です。

つまり、新しい世界をつくるには、夢だけではなく、それを現実にする人たちが必要だった。

私はここが一番好きです。

今の仕事も同じです。

新しい製品を考える人がいる。

図面にする人がいる。

加工する人がいる。

検査する人がいる。

必要なら外部の専門家にも入ってもらう。

一人の天才だけで、ものづくりが完成するわけではありません。

いろいろな得意を持った人が集まって、一つのものを現実にしていく。

徐福さまの話を見ていると、

「未来をつくるのは、未来を想像する人だけではなく、それを形にする人たちなんだな」

と思います。

ここから少し、会社の広報をさせてください。

(株)アリスも、自分たちだけで全部できるとは思っていません。

必要な技術があれば探します。

得意な人と一緒に仕事をします。

研究開発の現場でも、生産現場でも、いろいろな人の力を組み合わせて一つのものをつくります。

私は徐福さまの話から、

「人が持っている技術をつなぐことも、ものづくりなんだ」

と学びました。

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