静かに物事を進める力
2023.06.19
声を荒げなくても、物事を前に進められる人がいます。
強く押し切るわけでもなく、正論で相手を追い詰めるわけでもない。
それでも、その人がいると場が落ち着き、自然と話がまとまっていく。
私は、そういう力を大切にしたいと考えています。
仕事の現場では、強い言葉が必要に見える場面があります。
早く決めたい。
間違いを正したい。
流れを変えたい。
そう思うほど、つい力が入ります。
しかし、力で動かしたものは、長くは続きません。
相手を黙らせることと、納得して動いてもらうことは違います。
本当に強い人は、怒らなくても線を引けます。
戦わなくても、譲れないことを示せます。
やさしさを失わず、曖昧にもせず、必要なことを静かに伝える。
その姿勢があると、人も仕事も乱れにくくなります。
(株)アリスのものづくりでも同じです。
強く言うことより、正しく整えること。
急がせることより、流れをつくること。
責めることより、次に同じ問題が起きない状態にすること。
その積み重ねが、現場の安心感をつくります。
穏やかであることは、弱さではありません。
静かに決める力。
静かに支える力。
静かに整える力。
それも、仕事を前に進めるための大切な技術だと考えています。