ハイリスクを、ローリスクへ変える仕事
2023.04.02
「ハイリスク=ハイリターン」
「ローリスク=ローリターン」
若い頃、営業をしていた私は、この言葉を何度も耳にしました。
しかし、ものづくりの現場では、必ずしもそうではありません。
初めて取り組む仕事は、経験も前例も少なく、加工条件も分からないことばかりです。
だから最初は、ハイリスクでありながら、得られる成果も決して大きくありません。
そのままでは、いつまで経ってもリスクは減りません。
大切なのは、ハイリスクを避けることではなく、ハイリスクをローリスクへ変えていくことです。
一度経験する。
問題を洗い出す。
原因を分析する。
対策を考え、もう一度試す。
その積み重ねによって、経験はノウハウとなり、ノウハウは再現性へと変わっていきます。
昨日まで難しかった仕事が、今日には当たり前にできる仕事になる。
それが、技術の進歩です。
研究開発や試作の現場では、新しいことに挑戦する以上、最初からリスクがあるのは当然です。
だから私たちは、リスクがあることを恐れるのではなく、どうすればそのリスクを減らせるのかを考え続けます。
創意工夫を重ね、一つずつ標準化し、誰でも再現できる技術へ育てていく。
その積み重ねによって、仕事は少しずつ安定し、価値も高まっていきます。
(株)アリスの仕事は、リスクを避けることではありません。
経験を積み重ね、リスクを価値へ変え、次の挑戦をもっと確かなものにしていくことです。
それが、私たちが現場で積み上げてきた、ものづくりの考え方です。