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事実から考えるものづくり

2022.08.26

ものづくりでは、さまざまな課題に直面します。

思うような結果にならなかったり、予想とは違う現象が起きたりすることもあります。

そんなとき、(株)アリスが大切にしているのは、まず事実を見ることです。

「なぜ失敗したのだろう。」

「おそらくこれが原因だろう。」

そう考えることは大切ですが、思い込みだけで答えを出してしまうと、本当の原因を見失うことがあります。

だからこそ、まずは現実に何が起きたのかを確認します。

寸法はどうだったのか。

加工条件はどうだったのか。

材料に違いはなかったのか。

実際に起きたことを記録し、一つひとつ整理していきます。

事実を積み重ねることで、少しずつ原因や傾向が見えてきます。

私は、エンジニアには「考える力」と同じくらい、「観察する力」が必要だと思っています。

考える前に、まず見ること。

結論を急ぐ前に、事実を集めること。

その積み重ねが、再現性のあるものづくりにつながります。

もちろん、経験や勘も大切です。

長年ものづくりに携わっていると、「この方法が良さそうだ」と感じることがあります。

しかし、その感覚も事実によって確かめることが重要です。

経験は新しい仮説を生みます。

そしてデータや結果が、その仮説を確かなものへ育てていきます。

研究開発の現場でも、生産現場でも、求められるのは思い込みではなく、再現できる答えです。

そのためには、感覚だけでも、数字だけでも十分ではありません。

事実を正しく見つめ、経験や知識と結びつけながら判断していくことが大切です。

(株)アリスは、目の前で起きている事実を大切にし、その積み重ねから最適な答えを導くものづくりを続けています。

それが、お客様に安心していただける品質と、再現性のある技術につながると考えています。

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