関わる相手を選ぶということ
仕事を続けていると、多くの人と出会います。
お客様、協力会社、仕入先、そして一緒に働く仲間。
以前は、「仕事だから」と考え、どのような相手とも向き合うことが当たり前だと思っていました。
もちろん、その考え方が必要な場面もあります。
しかし、長くものづくりに携わる中で、一つ感じるようになったことがあります。
それは、限られた時間とエネルギーを、誰とどのように使うかは、とても大切な判断だということです。
(株)アリスが目指しているのは、一度きりの取引ではありません。
研究開発から生産現場まで、ものづくりを長く支え続けることです。
そのためには、お互いを理解し、信頼を積み重ねられる関係が欠かせません。
価値観や考え方が近い相手とは、小さな相談もしやすくなります。
課題があれば一緒に考え、改善を積み重ねることができます。
その積み重ねが、より良い仕事につながっていきます。
一方で、すべての人と同じ距離感で関わる必要はないとも考えています。
無理を続けることで、本来向き合うべき仕事や大切な人との時間まで失ってしまうことがあります。
距離を置くことは、相手を否定することではありません。
それぞれの考え方や役割を尊重しながら、自分たちが最も力を発揮できる関係を大切にするという選択です。
私は、良い仕事は良い関係の上に成り立つと思っています。
だからこそ、誰とでも同じように付き合うことよりも、信頼できる相手と誠実に向き合い、その関係を長く育てていくことを大切にしたいと考えています。
(株)アリスは、ものづくりだけでなく、人との関係も積み重ねるものだと考えています。
限られた時間を、本当に価値のある仕事と、信頼できる人との関係に使うこと。
その積み重ねが、お客様にとっても、私たちにとっても、より良いものづくりにつながると信じています。