PPS(GF40)によるインシュレーター切削加工
2026.03.28
(株)アリスでは現在、PPS(GF40)を使用したインシュレーターの切削加工を行っております。
車載モーターでは高温環境で使用される事が多く、耐熱性を目的としてPPSのガラス繊維入り材料が使用されています。
近年は、
・PPS(GF)
・PBT(GF)
・ナイロン(GF)
など、ガラス繊維入り材料の使用が増えてきました。
これらの材料は剛性や耐熱性に優れる一方で、切削加工では通常樹脂とは異なる注意点があります。
特に、
・ガラス繊維による工具摩耗
・端部の欠け
・加工面粗さ
・寸法安定性
などは確認ポイントになります。
また、小型モーター部品では、
・薄肉形状
・細溝
・狭ピッチ
・小径穴
などが多く、保持方法や加工順序によって加工安定性が変化します。
そのため(株)アリスでは、
・材料特性
・工具選定
・加工条件
・固定方法
を見ながら加工条件を整理しています。
特にガラス入り材料では、加工面だけでなく、工具寿命や再現性も重要になります。
試作段階では成立しても、条件が不安定では量産移行時に問題が発生するためです。
(株)アリスでは、車載・家電向けモーター試作として、
・インシュレーター
・ボビン
・エポキシ樹脂部品
などの切削加工を行っています。
現時点では、PPS(GF40)については工具摩耗を考慮しながら加工条件を調整し、寸法安定性を確保する方法で対応しています。
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