明部品試作における切削加工とアルミ試作金型の工法選定
2026.01.24
透明部品の試作では、「切削加工」か「アルミ試作金型」かの選定が初期判断となります。評価目的と数量に対して工法を誤ると、透明度・コスト・リードタイムに影響が出ます。
可視化モデル、光学部品、展示用サンプルでは、外観品質と透明性の確保が前提条件となります。切削加工では、ポリカーボネート(PC)やアクリル(PMMA)の板材・丸棒から削り出し、レンズやレンズカット部品、可視化部品、透明カバーなどを製作します。
少量・短納期・設計変更が想定される段階では、金型を製作しない切削加工が適しています。形状再現性を優先し、ライティングテストや機能評価に使用できる透明部品として仕上げます。一方で、切削後の研磨や透明化処理には工程時間が必要となります。
数量が増える試作や小ロット量産では、アルミ試作金型による射出成形を選定します。成形品としての外観、流動、収縮といった量産時の挙動を事前に確認でき、海外生産を含めた量産移行時の課題抽出にも有効です。アルミ型は改造性があり、設計変更にも対応可能です。
(株)アリスでは、透明部品に限らず、評価目的・数量・要求品質を基準に工法を選定します。切削と成形のいずれでも成立する場合は、用途・想定数量・評価内容をもとに製作方法を決定します。
試作では「どの工法で何を評価するか」を明確に定義することが前提となります。これにより、品質・コスト・納期のバランスを最適化します。
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