なぜ考える技術者を育てるのか
2020.04.07
(株)アリスでは、「考える技術者」を育てることを大切にしています。
それは、考えることが好きだからではありません。
私たちの仕事に、答えが一つではない場面が数多くあるからです。
同じ材料でも、加工方法はいくつもあります。
同じ形状でも、加工する順番を変えるだけで精度や仕上がりが変わることがあります。
図面には寸法や公差が描かれていますが、「どう加工するか」までは描かれていません。
そこを考えるのが技術者の仕事です。
研究開発の試作品、生産設備の部品、治具、小ロット生産。
(株)アリスには、毎日のように新しい仕事が入ってきます。
昨日と同じ仕事を、今日も繰り返すことはほとんどありません。
だから、マニュアルだけでは対応できません。
過去の経験を思い出し、知識を組み合わせ、最適な方法を考える力が必要になります。
もちろん、入社したばかりの人にそれを求めることはありません。
最初は先輩と一緒に考えます。
「なぜ、この方法を選ぶのか。」
「もっと良い方法はないのか。」
そんな会話を繰り返しながら、経験を積み重ねていきます。
考えた経験は知識となり、知識はノウハウとなります。
そして、その積み重ねが、お客様から信頼される技術者を育てます。
私たちが育てたいのは、指示どおりに加工できる人ではありません。
お客様の困りごとを理解し、自分の頭で考え、より良い方法を提案できる技術者です。
そのような技術者が増えることで、お客様の期待を超える仕事ができる会社になれると、私たちは信じています。
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